レンタルサーバー

ConoHa Wingの特徴/料金/設定方法

Contents

初めに

ConoHaのレンタルサーバーであるConoHa Wingの解説ページになります。
ConoHaのVPSの解説ページはこちらの別ページをご参照下さい。

公式サイト

  1. 公式サイト
  2. 公式ニュース
  3. 公式Twitter
  4. 公式Youtubeチャンネル
  5. 利用者ログイン画面
  6. ConoHa応援団長: 美雲 このは

    Σ(-_-๑).。O (ガチに活動してるな…)←実際このはちゃんのプロモ活動を支える専門職の「キャラクターマーケティング」迄設けてる

ConoHa Wingの特徴

歴史的経緯

自前で運営してるだけでなく、色々な会社のレンタルサーバー事業を買収したりして、多数のレンタルサーバーを運営するGMOが出してきた新しいレンタルサーバー。
VPSとしてリリースされていたConoHaのサービスに共住する形でリリースされ、ConoHaでVPSの運用を行っている場合、切り替えやクラウドサービスの利用等で使い易い。

なお、WINGは当然「翼」を意味するのかと思いきや、実は
Website living In Next Generation(次世代のWebサイト)
の略。
ということで、その先進性にかける思い入れが現れた名称になっています。

結果的に、ConoHa Wingでは、一番古いタイプのレンタルサーバーというホスティング形態も、Publicクラウドの様な先進性を一周周って得た形になっている面があります。

他のレンタルサーバーに比べての特徴

  1. VPSと同じユーザーアカウントで使える為、VPSとのサービスの組み合わせ等がやり易い
  2. ドメイン/SSLの登録・管理とWebサイトの公開迄が一気通貫で連動し提供されてる為、初心者でも比較的簡単にWebサービスを立ち上げられる
  3. 長期割が適用される月額レベルの課金だけでなく、Publicクラウドの様な時間課金もサポート
  4. 長期割が適用されるWingパックではドメインが無料に
  5. リソース割り当てをしてくれるという、共用サーバの制約を超えたプランも提供してくれる
  6. ビジネス要件を満たすSLA(サービス稼働保証レベル)99.99%付き

実際、自分は知人に頼まれた時は、知人のスキルレベルも鑑み、コンパネ等の使い易さからまずConoHa VPSで立ち上げてサーバーを渡しましたが、やっぱサーバー運用全部任せたいとなったらVPSでは知人の技術レベルに対して必要な技術レベルが高すぎて、逆にConoHa Wingの方への移行作業をする事になりました。

昔は、単純にサーバー性能的にレンタルサーバーは、各ホスティング形態の中で最低=システムが出来ない&お金無い人が使うものという印象でしたが、ConoHa Wingではドメインの取得からワードプレスの立ち上げまで一気通貫した簡単な手順を提供し、またインフラの側面でも時間課金やリソース確保型まで提供してる為、このクラウドの時代には一周周って
サーバー運用をホスティング側に任せられる&時間課金=Publicクラウドの格安なマネージサービス
と、逆に先進的な立ち位置にも見えてくる様な側面も出てきました。

運営側の戦略的な強さ

後発だから出来るというのもありますが、競合とユーザーニーズを良く分析し、
・クラウド時代に最適化
・ユーザーの負担を最小限
にしつつ、競合の状況を見て、競合になるべく負けない様にサービス改善を出してくるサービスになっています。

ここら辺はGMOの社是になっているからというのもあるが、それをきちんと運用出来ている珍しいサービスですね。

因みにGMOの社是では

競合は毎日チェックしよう。差別化攻撃を仕掛けられたら、即日ミートし撃破しよう。
ミートとは、競合のスペック・価格より、少しでも優位にした商品を提供すること。
すぐに提供できない場合、期限を明確にした提供予告を発表しよう。
"茹で蛙防止!"

と書かれており、実際にこれを実践され続けたら、競合としてはかなり厳しい競合相手になります(=逆にConoHaのサービス利用者にとっては頼もしい)。

ConoHa VPSとレンタルサーバーのConoHa Wingの違いと使い分け

レンタルサーバーとVPSは通常大きな違いがありますが、ConoHaのレンタルサーバーにあたるConoHa Wing
・Publicクラウドの様な時間課金も提供
・VPSの様なCPU/メモリ容量確保のリザーブドプランも提供
というプランまで提供しているので、通常のレンタルサーバーと違って、どっちが良いのか迷う所も出てくるかと思います。

その差異について、選ぶにあたって整理させて頂くと
– WordPress又はEC-Cubeしか使わない非エンジニアの場合にはConoHa Wing
– WordPress又はEC-Cube以外も使うエンジニアの場合にはConoHa VPS [解説]
と考えておけば、ひとまず良いかと思います。

ConoHa Wingは管理画面がかなり使い易く、非エンジニアを十分意識した作りになっていますが、とりわけWordPress関連の機能が充実しています。
基本的にsshとかでログインしてコマンドラインでサーバー上で作業をするとかは想定せず、管理画面からの操作だけで何事も解決していった方が楽に過ごせるかと思います(そうした事が必要になるのだったら素直にVPSを使った方が良い)。

ConoHa VPSは、そっちもWordPressの簡単インストール機能といったものは提供されていますが、基本的には0から自分で綺麗にサーバーを構築したい・自分の希望するソフトをインストールしたいというニーズがあり、またその能力もある方に向いているでしょう。
ConoHa Wingの様なレンタルサーバーでは、ファイル権限や、ディレクトリ構成等自体、共有でのサービスを提供する為に最適化されているので、自分でゼロから作る時には、そうした設定されている構成は、むしろ邪魔になってしまうので。

ConoHa Wingの料金プラン一覧(税込)

VPSならサーバーのレスポンスが厳しくなったら、より上位のプランを選ぼうという事になりますが、レンタルサーバーの場合には、通常CPUやメモリといったリソースの割り当てが確保されていません。
その為、Webサイトが負荷で不安定になったら、レンタルサーバーで上位プランに移動するのではなく、VPSや専用サーバーに移行というのが今までの多くの流れでしたが、ConoHa Wingの場合は、CPU/メモリといったサーバーリソースを確保したリザーブドプランも提供してくれているので、サーバーの反応速度的にきつい状況になったら、そうした部分を共有ではなく占有出来るリザーブドプランに逃げるという事が出来ます。
リザーブドプランでも用途を満たせなくなったら、より高スペックのサーバーも提供してるVPSに移行するという形でも、インフラの自前運用に自信がない方は全然問題ないでしょう。

また、時間課金よりも、先払いのWing Packの方が安くなっており、またその契約期間も長くなれば長くなる程、安くなる構造になっています。
なので、安く済ますにはなるべく長期契約の方が良いという事になりますが、長期契約はもう必要なくなっても、その分の料金を払っている事になるので、どの位の期間の契約が予測できるか、よく考えて選びましょう。

時間課金を選んだ場合

通常共用プラン

リザーブドプラン

先払いのWing Packを選んだ場合

独自ドメインの費用が無料になる。
3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月契約があり、期間が長くなる程、割引率が高くなる

36ヶ月契約

通常共用プラン

リザーブドプラン

ConoHa Wingのプランと機能一覧

自分が実際にConoHaを使っているサイトの例

ConoHa WingはちょっとしたLPページ/WP等(例1)、
ConoHa VPSは企業の公式ページ等(例1)、
へのインフラサービス提供で使わせて貰っています。

インフラ管理面の管理負担を減らして、インフラサービスを提供する上で、ConoHaの機能の豊富さが役立つ事が多いなと感じます。

WordPress運用だけならConoHa Wingが色々統合的に手助けしてくれる為便利、
VPSでもメール・DBがManagedサーバーとして提供されてるConoHa VPSがインフラ運用の特に難しい点を代行してくれるので便利

という点を評価しています。

WordPressのインストール・設定方法

WordPressの設定難易度

0から設定する場合、ConoHa Wingはかなり簡単です。

尚、他サーバーからの移行してくる場合には、移転用に提供されている「簡単移行」という機能があるのですが、相性が良ければ動くでしょうが、相性が悪ければ動かないので、そこまで簡単に移行出来るとは限らないのには注意。

公式動画

公式マニュアル

公式マニュアルはこちらで公開中

https://support.conoha.jp/w/wpinstall/


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